プログラミングの効率的な勉強方法!実践すべき3つの方法

2021年10月8日

プログラミングの勉強方法は、学校などで教わる勉強方法とは大きく異なります。テストの成績が良い人でも、プログラミングになるとからっきしになってしまうこともしばしば。

そういった人たちにはある学習方法が共通していました。今回はバッドパターンを学んで効率の良い勉強方法を選択できるようになりましょう

プログラミングの効率的な勉強方法でやるべき3つの方法

プログラムの勉強と学校などでのテスト勉強との大きな違いは、カンニングがOKであるということです。その点を理解せずに勉強をしている人が多く見られます。では、一体どういうところに効率の悪さが生まれるのでしょうか?

暗記しようとしてはいけない

プログラミング学習において、暗記というのは非常に効率の悪い勉強方法です。実際に本などを購入して勉強をしてみても、全ての用語を理解できるようにならなければ行けないと思っている人が多く見られます。

その他にも、単語帳に用語集を作って覚えたり、覚えたことをノートにきれいにまとめたりしている人はいないでしょうか?もしそのようなことをしているのであれば、今すぐに中止したほうが良いです。

なぜ暗記が不要なのか?

プログラムというのは、どんな資料を見ながら作っても良いからです。Googleなどを利用して調べなければ行けないのであれば、どんどん検索するべきです。むしろ記憶することより検索エンジンを使ってしっかり調べれるスキルの方が重要です。実際現場のエンジニアを見ても、必要なものをいち早く調べるようにして、暗記していることの方が少なかったりします。

重要なのは思考力

プログラマにおいて、もっとも重要なのは思考する力を養うことです。発生した課題をどのようにすれば解決できるか、どうやって調べれば回答を導けるかを考える力が必要になります。

検索エンジンを使う場合も、記憶より、どのようなキーワードを使って調べれば問題解決につながるかを考える力が非常に重要になります!

覚えたことをすぐ実践する。実際の作業を後回しにしない!

プログラム学習において、知識を身につけるというのは序章に過ぎません。どれだけたくさんの書籍やWebの学習サイトなどであらゆる技術を覚えたとしても、それだけで第一線で活躍できるプログラマになれる人はまずまずいません。

学んだことを使って何かを作る

もし、勉強で何かを学んだのであれば、実際にプログラムを書いて何かを作る必要があります。

「当たり前じゃん・・・」

と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、これを実践出来ていない人が本当に多いのです。実際にプログラムを書いてみると、本で勉強したときとは違う問題が発生します。それはパソコンの問題だったり、エディターの問題だったり、設定の問題だったり、プログラムとは違う原因かもしれません。些細な原因だとしても、一人で勉強している場合、問題をクリアできずに心が折れてしまう人がいます。

ここで、諦めずにプログラムを完成させられる人は問題ないのですが、一部の人は挫折してしまいます。ただ、「プログラムの勉強はしなきゃ(焦り)」という思いが残っている場合、悩んだ挙げ句に書籍などに戻ってしまう人があとをたちません。

これを繰り返してしまううちに、実践する時間が取れず、学んだことが身につかないまま時間が過ぎてしまうのです。

はじめは絶対に行き詰まります

どんなに簡単なサンプルでも、プログラム初心者の間は、つまづきます。
しかも散々悩んだ結果わかったのが、「改行の位置が悪かった」とか「変数名のつづりが違った」とかめちゃくちゃ些細なことが多いです。

しかし、プログラマの経験値というのはそういう一つ一つが重要になります。デバッグ中に不意なバグが発生したときに、こういった経験を自分でどれだけ乗り越えたかによって、バグへの嗅覚に差が現れてきます。

全部覚えようとしてない?必要な分だけ学ぶ

暗記の件でもそうですが、プログラムを学習する上で重要なのは、必要な分だけを学習するということです。自分の関わる言語を完璧に覚えようとする人がいるかも知れませんが、まず間違いなく無駄です。

逆にいうと、覚えてないことがあったとしても問題ありません。

例えばなにかのアプリを作ろうと思ったとき、書籍の1ページ目から勉強する必要はなく、自分のわからない箇所だけ調べればよいのです。必要に応じてその前後を調べたりする必要があるかもしれませんが、それでも全てを知る必要というのはまったくありません。

場合によっては、わかってないままでも良いぐらいです。

本やWebで調べた結果、このコードを自分のプログラムに入れれば良さそう(しらんけど)というぐらいの認識で、一旦コーディングをして、ちゃんと動けば良いまであります。もちろん動いてる理由などは後で調べる必要はありますが、こういう使い方をすればこれでしたいことができる、という結果に至れる方が重要です。

まとめ

プログラミングを学ぶ上で重要なのは、暗記ではなく思考力を養いつつ、覚えたことをすぐに実践して、わからない箇所があれば、その部分だけを覚えて実践に反映できるようにする力が重要ということがわかりました。

実際、知識とかないまま業務が始まっても、要領の良い人というのは2,3日もあれば簡単に追いついて来ます。言語特有のハマりポイントなんかはもちろん難しいのは変わりませんが、それでも応用と機転が良いのでどんどん成長します。

逆に言うと完璧主義の人はプログラムを覚えるのは少しむずかしいかもしれません。実際に手を動かして、試行錯誤するという工程を踏まないと、プログラムというのは上達しません。

初心者の方々は、このあたりのことを頭に入れて、プログラミング学習に望んで下さい!!