ブログタイトルにキャッチーさは必要ない?いいタイトルの決め方

2021年10月8日

ブログを始めて、なかなかPVが増えなくて悩んでいることはないでしょうか?記事をしっかり書いているのになかなか人が集まらないという場合、ひょっとしたらタイトルの付け方がよくないかもしれません。

今回は、よくあるタイトルの付け方の間違いをご紹介したいと思います。

ブログタイトルはの決め方!キャッチーさを求めすぎない。

検索エンジンに引っかかり始めると、次に注目されるのがブログタイトルです。ブログタイトルは、検索結果ページのリンクにもなることが多いため、出来るだけ目立たせようとする傾向になりがちですが、本当にそれで良いでしょうか?

ブログタイトルはロングテールキーワードで作る!

一番シンプルでもっとも効果が見られるのは、ロングテールキーワードと呼ばれるものを組み合わせてタイトルを作るというものです。

ロングテールキーワードとは?

複数のキーワードを含めた、検索ボリュームが小さいもののことです。
賃貸で言うと
「賃貸 東京」に対して「賃貸 東京 南向き ペット相談可」というものがロングテールキーワードになります。

キーワードの目安としては3~4のものをターゲットにすればよいです。当然検索でヒットする回数は減ってしまいますが、マッチした場合に上位に食い込みやすくなります。

ブログなどを始めたての人にありがちなのですが、ホームランを狙うのではなく、まずは手堅くヒットを狙う。打ち頃な球を一つずつ得点していくことが大事です。

タイトルで目を引くより、検索上位に入ることが重要です。
いきなり競争の激しいところで勝負しないで、まずはニッチワードから攻めましょう

実際、検索上位ほどクリック率は高く、キャッチーなキーワードだからといってクリックする率はそこまで影響しません。

タイトルを自作しない

2つ目は、タイトルを自作していないでしょうか?もちろん全文引用するわけではなく、キーワードを想像して選択していないかどうかということです。

これは、先ほどのロングテールキーワードを正しく選択できているか?ということです。例えば自分の気になる単語を選択した後に、「Googleサジェスト」などで、そのキーワードと同時に検索されているキーワードには何があるか?ということを調べる必要があります。

先ほどの「賃貸 東京」の場合だと、サジェスト結果は

・賃貸 東京
・賃貸 東京 安い
・賃貸 東京 相場
・賃貸 東京ルール
・賃貸 東京 高級
・賃貸 東京 おしゃれ
・賃貸 東京 穴場
・賃貸 東京 一軒家
・賃貸 東京 新築
・賃貸 東京 2ldk

このような結果になります。安さや値段に関するものや、穴場などを知りたい人がいたり、中には新築や高級なものを探している人もいます。大きさに関しては2ldkを探している人が多いみたいですね。

この中から、自分の書きやすい内容のものを見つけて、書く必要があります。

ワンポイントアドバイス

キーワードの中から、どのようなユーザーが多いのかを推測しながら記事を書くことで、さらに内容の濃さを増すことが出来ます。

一人暮らし系が多いのかと思いきや、「一軒家」「新築」「2ldk」などは、ご家族や富裕層の可能性が高いです。なので、そういった層の人が知りたくなるような内容を書くことが出来れば、より効果が得られます。

検索結果を知ることで、さらに効果の見込めるタイトルを発見することが出来ます。
自分の思ったものと、ニーズというのはどうしてもずれてしまいます。


以上の様なことに注意しながらブログタイトルを決めることで、大幅に検索結果を改善できます。

また、Web上でのニーズに沿ったブログを作ることも可能になるので、Win-Winの関係を築くことが出来ます

タイトル以外に気をつけること

このほか、タイトル以外に気をつけるべき点はないでしょうか?

meta descriptionを整える

いくつかありますが、「meta description」を整えるのは効果的です。

こちらの画像は、「賃貸 東京 2ldk」で検索した結果の上位3件ですが、タイトルはもちろん、リンクの下に表示される文字があると思います。こちらが「meta description」になります。また、検索した際のキーワードが太文字として表示されます。つまり 「meta description」 にキーワードを練りこんでおくことで目立ちやすい表示にすることが出来るのです。

検索結果の後ろの方に行くほど、キーワードに含まれている文字が少なくなっていました。特に2ldk部分は一覧の中の一つ、という感じです。(2ldkならではの記事を書くと、上位を狙えるかもしれないですね。)

記事の数が膨大になりますが、地域ごとの特集記事なども地道にページを増やすにはよいかも知れません。
今回は東京でしたが、地方にいくごとに競争相手が減るはずです

もちろんその分、検索件数も減ってしまうので、しっかりと需要と供給のバランスを取ることを心がけましょう。

タイトルの長さは35文字以内に重要な文字を入れる

こちらはご存知の方が多いかもしれませんが、タイトルは表示される文字数に限りがあります。
丁度上の参考例でも1番上の検索結果が文字数オーバーで・・・表示になってしまっています。

ここで、注意したいのは35文字を超えないようにするのではなく、35文字以内にしっかりとキーワードを盛り込むことを心がける必要があるということです。

人間というのは、目に付いた文字から認識するという特性があります。当たり前と思うかも知れませんが、知りたいキーワードが瞬時に目に入ることがとても重要で、35文字以内にただキーワードを含むのではなく、可能な限り前に持ってくることが重要です。

自分の知りたいことがある!?と思ってもらうのが先なのです。

このことを意識して、倒置法なんかを採用している人もいますが、これらも隠れたSEO対策だといえるでしょう。クリック率(CTR)が上がると思われます。

まとめ

ブログやWebサイトのタイトルは、自分で想像するのではなく、検索ワードに対するサジェストに沿って作ることがとても重要であることがわかりました。

また、「meta description」や前半にキーワードを寄せることでよりSEO対策も取れるということも分かりました。

ブログのネタが尽きて、雑記ブログや日記のようになってしまう人に多いのですが、このようにタイトルを無視して記事を書いてしまう人がかなり多いです。

一度自分のタイトルを見直してみると良いかもしれません。